ドラクエの時系列についての見解
11めちゃくちゃ良かった…
と言って早1ヵ月が経ちましたが、この熱を誰かと共有したい!
そう思ってブログにしようと思いました。
11はドラクエの起源に関わるストーリーでした。それに伴い、ドラクエ世界の時系列について今回は少しお話しようと思います。
これからドラクエを始めようと思う人にも分かりやすいように説明していくので、是非ご覧になっていって下さい。若干のネタバレ注意!
そもそも時系列とは?
ドラクエナンバリングシリーズには一応繋がりがあるのです。
その繋がりはストーリーに直接関わってきていたり、前後作をやっていると分かる繋がりばかりです。
ナンバーにもよりますが、近いナンバーを3つ程度プレイするとこの意味が分かるでしょう。
ここで注意なのが、1→2→3と発売されているからと、時系列も昇順になるとは限らないことを頭に入れて下さい。
時系列を理解する鍵
大きくポイントとなるのは4つです。
1つ目はダーマ神殿
2つ目は天空城
3つ目はロトの剣
4つ目は天空の剣
文字に起こすと意外と単純に思われるかもしれませんが、これらが時系列を判断するのに大きく関わってきます。
前置きはこの辺りにして、ここから時系列の解説、考察について記載していきます。
ドラクエ世界の時系列
11→3→1→2
↘︎
7→6→4→5
色々な見解がありますが、ここはほとんどの考察で共通しています。
上の時系列から頭に入れておいて欲しい事は、上はロトシリーズ
下は天空シリーズ
だと言うことです。
ここからは順を追って説明していきます。
ドラゴンクエストⅪ
ロトシリーズの起源になるお話です。
なぜこれが最初になるのかと言いますと、
この2つが大きいでしょう。
ロトの剣は伝説の剣です。1.2.3で代々伝わる伝説の勇者のみが装備できる剣です。
その剣の起源ですからこれは揺るがないでしょう。
エンディングについてここで語るのは無粋だと思うので、2つ目に関しては是非プレイして確認してね!!
ドラゴンクエストⅢ
ドラクエ世界の時系列の根幹を担う作品です。
この作品が1に繋がる要素は
- 竜の女王との対談
- 上の世界と下の世界
- マップの類似
この3つでしょう。
竜の女王は光の玉をくれた存在です。
魔王の闇の衣を剥がす策をくれました。
身なりはこれですが、非常に温厚で、知性が高い存在で戦闘は好みません。
しかし死に際に卵を残します。
この卵。実は1のラスボスりゅうおうの卵だと小説で語られているそうです。
ただ、公式に明言されている訳ではないのですがかなり信憑性があるものとされています。
上の世界と下の世界についてですが、ドラクエ3にはギアガの大穴というのが存在していて、そこから落ちた世界が下の世界と呼ばれています。
この穴、実はゾーマを倒すと閉じてしまい、ゾーマの城は下の世界にあるため3勇者達は下の世界に閉じ込められてしまいます。
ギアガの大穴は次元を越えることのできるものらしく、主人公達の呪文ではどうしようもありません。
実際にルーラを使っても上の世界に行くことが出来なくなります。
ですが、大魔王を討伐し、勇者の使命を終えた主人公達の冒険はここで終わり、エンディングを迎えます。
3の冒険の舞台となるマップ
上の世界
下の世界
1のマップ
あまりに下の世界のマップと似すぎてますよね?
因みに1では3の事を示唆するような発言もあります。
ギアガの大穴は違う次元同士を繋いでいたもの…ここから、ロトシリーズ天空シリーズが別世界説
が提唱されます。
要するに3から枝分かれする理由ですね。
1→2に繋がる理由ですが、これについてはほとんどゲーム内で示唆されているので多くは語りませんが、面白い小ネタを1つ。
ロトの剣の強さについて
3 最強の攻撃力+使用するとバギクロス
↓
1 最強の攻撃力 使用しても効果なし
↓
2 中堅クラスの武器 使用しても効果なし
因みに公式ブックの武器イラストは全て同じ。
3→1 1→2 とそれぞれ大体100年から先代勇者から経っている事がストーリーで示唆されています。
上の事からロトの剣は段々と錆びているという考察。
この考察も意外と的を得ていて、ロトシリーズの時系列を後押しするものとなっています。
天空シリーズ
3の上の世界のその後の物語とされているドラクエシリーズ。
その時系列は7から始まりますが、7は天空シリーズには含まれない事に注意してください。
それと、ロトシリーズとは違いマップの類似性はシリーズを通してほぼ皆無ですが、ストーリーで綿密に繋がります。
ドラゴンクエストⅦ
封印された島を解放していくストーリーです。
ここでは天空シリーズ、6に繋がる要素などを記載していきます。
要点は
でしょう。
ダーマ神殿についてですが、これは3の上の世界にあったものです。
主人公達を大きく成長させるものとして、7.6で出てきます。
上記にも記載しましたが、7は島を解放するのが目的で、ダーマ神殿がある島も解放します。
しかし6の世界ではダーマ神殿は滅ぼされています。
転職はできるものの、幻の世界のため、ダーマ神殿は復興していない事になります。
滅ぼされたのに7で解放すると復興しているのは辻褄が合わないため7→6
ちなみに4.5にはダーマ神殿は存在しません。
グラコス
7.6共に戦うことになるボスです。
7では島自体を水没させた為倒しました。
しかし、主人公達は必死の命乞いに根負けし、見逃す事にしました。
6でも町の封印を解く為に戦います
ここで仕留めます。
ドラクエで同じボスが別ナンバリングにいるというのは非常に珍しく、恐らく繋がり(7→6)があると思われます。
7→6論はかなり少数の意見のため、こんなのがあるんだ程度に留めて置いて下さい。
ドラゴンクエストⅥ
天空シリーズ起源のお話。
現実世界と幻の世界を行き来します。
6はかなり不明瞭なところが多いので、確信になり得る情報が非常に少ないです‥
後の天空シリーズに繋がる要点は
です
天空の剣
装備できるのは天空の血を引く勇者のみ。
それ以外のものが装備しようとすると重すぎて装備できません。
画像は5
この天空の剣、実は6で名前がついており、ラミアスの剣となっています。
若干のデザイン差はあるものの、主人公だけが装備できる点から天空の剣と汲み取っていいでしょう。
ストーリーでは明言されておりませんが、恐らく主人公の祖先が天空人だから主人公のみが装備できる?のでしょう。
錆びていた物を叩き直して手に入れます。
この行為をするのは天空シリーズで6のみなので、恐らく起源となります。
因みに6では天空装備一式に個別の名前がついています。
これだけだと不十分ですが、起源となる理由は次からが大きいでしょう‥
天空城
魔王のいる狭間の世界に行く為に必要な手ほどきをしてくれます。
因みに構造は6.4.5共に全く同じ。
上が4 下が5
6ではゼニスが城の主となっていますが、4.5ではマスタードラゴンが主となっています。
しかし、6のゼニス城では未来が生まれる卵
が存在しています。
(エンディングで孵化します)
人間が卵から産まれるのは不自然なため、恐らくここからマスタードラゴンが産まれてくるのが妥当でしょう。
4.5では玉座にゼニスではなくマスタードラゴンが座っています。
そのマスタードラゴンがシリーズによって有能だったり無能だったりするのですがそれはまた別のお話…
そして天空城は魔王の束縛が無くなったことにより6のエンディングで空高く飛んでいきます。
4.5では基本的に天空城は空にあります
この事からも6が起源とされる所以があると思います。
でも1番の確証になる事がdsのリメイクでありまして、それが
近い未来と遠い未来です。
近い未来を選択すると上の画像、4のキャラクターがいる町に着き、遠い未来を選択すると下の画像、5のキャラクターがいる町に着きます。
恐らくそれまで6の不明瞭な部分が多すぎたために公式からの救済措置のようなものだと思われます。
これにより6→4→5説は確定
ちなみに6の天空城には4主人公の母親となったと推測される人物がいるのも面白いです。
いかがだったでしょうか、今回は時系列についてお話しました。
10は未プレイなため、箱舟シリーズについては言及していません。
拙い文章ですが、楽しめたでしょうか?
時系列考察は色々な考えがあるのが面白い所です。
まだ未プレイのナンバーがあったら是非やってみて下さい!
今日から君も勇者だ!!